2017年06月08日

6/8の日記

布施英利著『人体 5憶念の記憶 解剖学者・三木成夫の世界』
を読んだ。

著者の恩師・三木成夫という解剖学者を敬愛をこめて紹介して
いて、その説をわかりやすく解説しながら、気が付けば、人間
とはなんぞや、ということを考えるように導いている。

人間とはなんぞや、を考えるアプローチは幾通りもある。

宗教的なアプローチ、哲学的なアプローチ、文学的なアプロー
チ、さらにはオカルト的なアプローチ。

ここでは解剖学的、つまり科学的なアプローチがなされている
のだけれど、それがとてもユニークで、とても親近感の持てる
言い方で展開されるので、スーッと受け入れることができる。

自分の体の中に人類の誕生以前からの、生命5億年の記憶が刻
まれている、なんて言われると、単純な私は激しく感動してし
まう。

芸術に関連した人体の分析、特に「声」に関連した部分では、
経験と直感でやってきたことが、どうやら間違っていなかった
とわかったし、その瞬間の感動も並み大抵じゃなかった。

言ってしまえば、ヒトの体は「一本の管」で出来ていて、宇宙
とつながっていて、だから「人間は星」なのだ。

激しくナットクしてしまうじゃないか。

激しくオススメしたい本。


posted by ミヤマ カヨコ at 19:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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