2017年06月28日

6/28の日記

ペーター・ヴォールレーベン著『樹木たちの知られざる生活・
森林管理官が聴いた森の声』を読んだ。

ドイツのヒュンメルという地区で長年森林の管理に携わって
きた著者の経験と知識と樹木への深い敬愛から書かれた素晴
らしい本。

・友情 ・福祉社会 ・住宅供給サービス ・ストリート
チルドレン ・新参者 etc. etc.

目次を並べただけじゃ、とても森林についての本とは思えな
い。興味を引くように面白く、わかりやすく書かれている。

私は特に環境問題に関心があるわけでも、森林に興味がある
わけでもないけれど、これを読み終わったときには、ものす
ごく樹木に愛着を感じて、いつか自分でも原生林のようなと
ころに行ってみたいと思ってしまった。

森の木の寿命は500年だという。大人(?)になるまでに
は100年かかるという。

人間の一生じゃあ、一本の木の一生を見届けることはできな
いのだ。

この時間の感覚を持つことの意味を考えた。

そして、生き抜くために木が獲得した知恵や術にびっくりさ
せられた。

人間中心に、人間最優位にすべてを観てるなんてのは、とん
でもなく傲慢で、大きな間違いだと思い知る。

自分はどういう存在なのか、と自分に問うことになる。

人生もこのくらいの地点に来ると、ようやく色々なことがつ
ながって見えてくる。

拘っていたことが、どうでもいい、つまらないことだったと
わかってくる。

どうでもいいと思っていたことが、実は大事なことだとわか
ってくる。

別に哲学的な本でもなんでもないけれど、ドイツで70万部
以上のベストセラーになっただけのことはある、含蓄に富ん
だ本だと思う。オススメ!!

posted by ミヤマ カヨコ at 19:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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