2018年01月01日

1/1の日記

もし正月休みを持て余しているのなら、陳浩基の『13・67』
を読むことをオススメ。

香港のミステリー作家の作品なのだけれど、これがタダのミステ
リー小説じゃない。

6つの中編から成る長編小説で、1967年から2013年の香港の警
察を舞台にしている。

1編1編の中味の濃さにも痺れるけれど、全部を読み終えた時
にわかる構成の見事さに感服してしまう。あっぱれとしか言い
ようがない。いや、感動してしまう、と言った方がいい。

謎解きの巧妙さに感心しながら、香港の歴史も垣間見ることが
できて、このあたりもタダのミステリー小説の域を超えている。

これは映画になるな、と思っていたら、ウォン・カーウァイが
映画化権を獲得したらしい。実際に映画化されるのか、ウォン・
カーウァイだったらどんな風に料理するんだろう、と想像しな
がら楽しみに待ちたい。

読み終えた後はしばらくボーっとして、そして今すぐもう一度
読み直さなくてはいられないという魔力にとりつかれてしまっ
た。

生きているのは面白い、と思いながら、新年明けましておめで
とうございます。





posted by ミヤマ カヨコ at 17:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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