2017年07月16日

7/16の日記

南波克行著『トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』
を読んだ。

最近トム・クルーズに興味を持ち始めた。

これまでも何本かはトム・クルーズ出演作は観ているけ
れど、『コラテラル』以外、たいして印象に残っていな
かった。

ところが『ミッションインポッシブル』シリーズと『ジ
ャック・クリーチャー』シリーズを観ていて、突然トム・
クルーズに興味が湧いた。

年齢を重ねて行くほど、身体を張り、まだやるかという
くらいのエンターテイメントの追及ぶりに感銘を受けた
のだ。

で、この人のことを知りたくなった。

この本はトム・クルーズの半生記ではない。あくまで、
出演した映画を通して、俳優トム・クルーズの映画人
としての姿勢を研究したものだ。

これを読むと、その頭の良さに感心する。

戦略。フットワーク。がむしゃらさ。切磋琢磨する真
面目さ。そして自分を客観視できる冷静さ。作品を成
功させるために何が必要かしっかり見極め、スタッフ、
キャストの才能を生かすことができる能力。

ある意味ビジネス書と言ってもいいかもしれない。

プロデュースの能力。自己プロデュースと映画プロデ
ュースの両方の能力を持ち合わせている極めて稀な人
だ。

まだ観ていない作品を少しずつ観ている。そしてこの
本に書かれている分析にナットクしている。

しかし、トム・クルーズの持っているこれらの能力の
すべてが自分には欠けていると痛感する。

爪の垢でも、ってとこだ。

ただし、身体能力に関しては、お手上げ。

車もバイクも無理だし、ロッククライミングも無理。

暑くてウォーキングも無理無理なのだー。
posted by ミヤマ カヨコ at 15:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

7/3の日記

ステファノ・マンクーゾとアレッサンドラ・ヴィオラ共著の
『植物は<知性>をもっている』を読んだ。

前回のブログに書いた『樹木たちの知られざる生活』に促さ
れるようにして見つけた本だ。

地球上の全生物の総重量をバイオマスというらしいけれど、
そのバイオマスの99.7%を植物が占めているという。
つまり、動物のバイオマスはわずか0.3 %に過ぎず、そ
の中で人類が占める割合はほんのわずかなんだそうだ。

99.7パーセントも占めている植物について、科学者た
ちもずいぶんとなおざりにしてきたようで、われわれ人間
は植物のことをほとんど知らないのだ。

人間、動物と同じような視点で植物を観ていたんじゃ、何
ひとつわかるはずもなかったのだ。

植物には「脳」がないのだから、知性なんかあるわけない
だろ、っていうのが大きな間違いで、人間・動物と違うシ
ステムで進化してきた植物には「脳」という部位はなくて
も驚くような「知性」がある。

そのことを詳しく書いてある。

読みながら、やっぱり人間の傲慢さに思いは至る。

人間の思い込みにだ。

この本を読み終わって世界を見れば、人間はなんでこんな
ことになっちゃったんだろうねえ、とただただ嘆かわしい
ばかりで、憂鬱になってくる。

能天気に暮らしているよりは、その方がいいのかもしれな
いなあ。

とにもかくにも『樹木たちの知られざる生活』と『植物
は<知性>をもっている』は是非にとオススメ。
posted by ミヤマ カヨコ at 19:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

6/28の日記

ペーター・ヴォールレーベン著『樹木たちの知られざる生活・
森林管理官が聴いた森の声』を読んだ。

ドイツのヒュンメルという地区で長年森林の管理に携わって
きた著者の経験と知識と樹木への深い敬愛から書かれた素晴
らしい本。

・友情 ・福祉社会 ・住宅供給サービス ・ストリート
チルドレン ・新参者 etc. etc.

目次を並べただけじゃ、とても森林についての本とは思えな
い。興味を引くように面白く、わかりやすく書かれている。

私は特に環境問題に関心があるわけでも、森林に興味がある
わけでもないけれど、これを読み終わったときには、ものす
ごく樹木に愛着を感じて、いつか自分でも原生林のようなと
ころに行ってみたいと思ってしまった。

森の木の寿命は500年だという。大人(?)になるまでに
は100年かかるという。

人間の一生じゃあ、一本の木の一生を見届けることはできな
いのだ。

この時間の感覚を持つことの意味を考えた。

そして、生き抜くために木が獲得した知恵や術にびっくりさ
せられた。

人間中心に、人間最優位にすべてを観てるなんてのは、とん
でもなく傲慢で、大きな間違いだと思い知る。

自分はどういう存在なのか、と自分に問うことになる。

人生もこのくらいの地点に来ると、ようやく色々なことがつ
ながって見えてくる。

拘っていたことが、どうでもいい、つまらないことだったと
わかってくる。

どうでもいいと思っていたことが、実は大事なことだとわか
ってくる。

別に哲学的な本でもなんでもないけれど、ドイツで70万部
以上のベストセラーになっただけのことはある、含蓄に富ん
だ本だと思う。オススメ!!

posted by ミヤマ カヨコ at 19:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする